好転反応について

老化の原因は、活性酸素だった!?
鉄棒は赤くサビる。人間はどうなる?
活性酸素は、私たち人間の体にどのような影響を及ぼすのだろうか?身近な例としてまず、鉄棒を思い 浮かべて欲しい。鉄棒は古くなると表面が赤くサビつき、ボロボロになる。これは、鉄が酸素と反応して 酸化鉄に変化したためだ。人間は鉄棒のように赤くサビつくことはないが、ある意味もっと深刻かもしれない と言うのも、年齢とともに気になってくるシミ・シワ・たるみ…。こうした皮膚の老化にはじまり、 生活習慣病などさまざまな病気や症状が活性酸素によって引き起こされていると言われているからだ。

老化とは一般的に「歳をとるにつれて身体の機能が衰えること」とされている。
この原因について最近、「活性酸素によって身体の細胞や組織が酸化して変質し、機能が衰える」のではないかという『活性酸素説』が注目されるようになってきた。
この説を最初に主張したのはアメリカの研究者。彼らの研究で、活性酸素が体内に次のような
影響を与えることがわかったのだ。


1.遺伝子(DNA)を形成する核酸を酸化させて変質させ、がん細胞などを発生させる。

2.細胞膜に含まれる不飽和脂肪酸を酸化させて、過酸化脂質を作り、細胞や組織を破壊する。

3.老化色素と言われるリボフスチンを作り、細胞の働きを止める。

老化現象としては具体的に、運動機能や内蔵の機能の低下、物忘れ、目の白内障、皮膚のしわなど、
病気とまではいかない衰えのほか、血管が衰えて動脈硬化などにかかりやすくなるといったことが
あげられる。最近では、こういった現象に活性酸素が深く関わっていることがわかってきている。



皮膚のしわ
太陽の紫外線は身体の表面を通り抜ける。そして、皮膚細胞の水分やスーパーオキシド、
過酸化水素などを刺激して、最も有害なヒドロキシラジカルは皮膚の弾力を保つたんぱく質コラーゲン
などに取り付いて破壊してしまう。結果、皮膚のハリがなくなって、しわになってしまうのだ。

白内障
目のレンズのはたらきをする水晶体という部分が黄色や灰白色ににごる病気。
レンズがにごるわけだから、そのままにしておくと視力を失ってしまう。
眼も皮膚と同様、常に紫外線にさらされるている、活性酸素発生量の多い器官だ。
この攻撃から自らをまもるため、水晶体の表面には活性酸素の影響をおさえる酵素や
ビタミンCが豊富に含まれている。ところが歳をとるにつれて酵素の量が減り、活性酸素の
影響をおさえられなくなるため、白内障になりやすいのではないかと考えられている。

関節炎など
ひじやひざの関節が痛むリュウマチ性関節炎も老人に多い病気。
この病気は自身の免疫機能がおかしくなってしまうのが原因。白血球が自分の細胞を敵とみなし、
活性酸素を撒き散らして攻撃するため、炎症や痛みが起こるのである。
関節には活性酸素に対抗する酵素などが少ないため、集中的にやられてしまうのだ。

痴呆症
痴呆症には「アルツハイマー性認知症」と「脳血管性認知症」がある。
「アルツハイマー性認知症」の原因はまだはっきりとわかっていない。
ただ、活性酸素によって脳の脂質が酸化されてできる?老人斑≠ェ異常におおいため、
活性酸素が原因ではないかと疑われている。
「脳血管性認知症」の場合、大元の原因は動脈硬化。
活性酸素などが動脈硬化を促進させた結果、脳の血管が詰まって
脳梗塞や脳出血になり、後遺症として起こる認知症である。

生活習慣病にかかりやすい
中年以降かかりやすくなる、動脈硬化、糖尿病やがん、などの生活習慣病の発生にも、活性酸素が
大きな役割を果たしていることがわかってきている。

糖尿病と活性酸素
炭水化物や糖類が消化吸収されると、血液中でブドウ糖(血糖)となる。血糖は、
すい臓から分泌されるインシュリンというホルモンのはたらきでエネルギーに変わり、
人間の活動を支えている。
また、インシュリンは不要なブドウ糖を中性脂肪に変えたり、細胞組織に
送り込むはたらきも担っている。
インシュリンのはたらきが悪くなると血糖をコントロールすることができなくなり、
高血糖の状態になる。
これが「糖尿病(インシュリン依存型)」だ。

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